我が家のProxmox上では、 DockerでLogitech Media Server (改め「Lyrion Music Server」)を動かしている。再生には、piCorePlayerを使っている。
特に不満はないのだが、ものは試し、他の音楽プレーヤ的なものをProxmox上で動かしてみようかと思う。
Volumioは専用ハードウェアによるミュージック・プレーヤー・トランスポートですが、Raspberry PiやPC(x86やx64)で動くフリーOS版もあるので、Proxmox上で動かしてみる。
qm disk import [VMID] Volumio.img local-lvm
また、Proxmoxの管理画面から、当該VM→オプション→「ブート順」を「編集」し、「ide 0」を先頭のブートデバイスとする。
画面が真っ暗になり、一瞬、固まったかに見えるが、しばし待つ。
ハードウェア追加した、USBスピーカが選べる。
言語設定をし直して、「Save」
静的IPアドレスを設定し、「保存」
以降、Proxmoxのコンソールを閉じて、ブラウザから「http://設定した静的IPアドレス」でアクセスできる。
NASのWindows共有フォルダ、NAS側に設定しているアカウントを設定し、「保存」
音楽ファイルのインデキシングが始まる。ファイル数やVMのコア数・メモリ容量などにもよるが、数分で終わる。
音量調節は、右下のスピーカアイコンから。
アカウント名:volumio、パスワード:volumio
「インストール済みプラグイン」→「設定」。接続先のLMSの設定、確認。
Logitech Media Server側から、操作すると、Volumio側の画面が切り替わり・再生される。
「Squeezelite MC Configuration」の画面下部の「Server Credentials」は、あくまで、パスワード認証ありLMS接続時のパスワードを接続先LMS毎に保存しておけるだけのようである。
squeezeliteの接続先LMSの変更は、「Switch to Manual Mode」から行うようである。
「- Apply Suggested」を押下後、「Startup Options」の末尾に「-s LMSのIPアドレス」を入力し、「Save」
音声は切替先のLMSの制御を受けるようになったが、Volumio画面上のアルバムアートや曲名などはLMSの制御が反映されない。
ブロードキャストで見つけたLMSのIPアドレスが複数あっても、配列?リスト?の先頭のIPアドレスを使うようなロジックなんだろうな・・・
git clone https://github.com/mOqOm/JP_Radio.git cd ./JP_Radio npm install mkdir -p /data/plugins/music_service/jp_radio volumio plugin refresh volumio vrestart
ネットワークオーディオと言えば、今時は、Roonなのでしょうから、ひとまず、試しときます。
dockerで立てたいところですが、仕組みがよくわかってないところもあり、ひとまず、VMで立ててみます。
参考:
qm disk import [VMID] roonbox-linuxx64-nuc4-usb-factoryreset-100000258.img local-lvm
ひとまず、起動失敗するので、何かキーを押下して、BIOS(UEFI)画面へ。
「Device Manager」→「Secure Boot COnfiguration」から、「Attempt Secure Boot」のチェックをスペースキー押下で外す。「F10」でSaveする。
「ESC」「ESC」で抜けて、「Reset」を選択して、リターンキー押下
インストールディスクの選択画面。「1」を入力し、リターンキー押下。
選択したディスクの確認画面。「Y」を入力し、リターンキー押下。
インストール完了。「リターンキー」押下。
Proxmoxの管理画面の当該VMの「ハードウェア」で、イメージディスクのide0を「デタッチ」
間に合わなければ、再度、インストール画面に戻るので、「デタッチ」してから、Proxmoxの管理画面の当該VM上で「停止」などしてから起動すれば良い。
再起動後で良いので、Proxmoxの管理画面の当該VMの「ハードウェア」で、USBキーボードを削除
ブラウザに戻り、Roon Serverを「Reboot」する。
Roonのトップページの右の「無料トライアル」から。
14日間無料トライアルで、その後は、月額14.99US$がチャージされる。クレカ登録する。
ひとまず、勝手がわからないので、Windows用ROONをHow Roon Worksからダウンロードし、インストールする。
「Roon」と「RoonServer」がインストールされたので、「Roon」を起動する。
「始める」から操作を続けていく。
VMで動作している、Roon Serverを勝手に見つけてくれたので「接続」。
Roon Serverをアップデートしないといけないらしいので「今すぐ更新」。再起動がかかる。
左下の「+ネットワーク共有を追加」
NASのフォルダを指定し、「ネットワーク共有を追加」
フォルダのフルパス指定したのに、なぜか指定させられるので、「music」フォルダに異動して、「このフォルダを選択してください」
音楽ファイルのインデキシングが始まったのか、NASのHDDがガリガリ動き始める。
ひとまず「継続する」
Windows用ROONの画面左上の三本線アイコン→設定アイコン→ディスプレイ表示
「Web表示URL」を「リンクをコピー」して、Chrome等ブラウザで開く
ブラウザ側は一旦、こんなかんじになる。
Windows用ROONの画面右下のボリュームアイコン→ディスプレイみたいなアイコンをクリックし、表示先の「今表示する」をクリック。
ブラウザ上に再生中の曲の情報などが表示される。
歌詞が勝手にスクロールした。(iTunes Musicとかで買った曲だからか?!)
iPhone自体のスピーカで聞くこともできるし、他のプレーヤで再生するためのリモコンにもなるようだ。
Windows用ROONの画面左上の三本線アイコン→設定アイコン→セットアップ→「Squeezeboxサポートを有効にする」を「Yes」にれば良い。
ただし、RoonサーバとLMSを同一LinuxマシンやWindowsマシンで動かしている場合は、TCP 9000番ポートなどがコンフリクトするので、LMSを止めるなどしてから行う。
LMS再生機(SqueezePlayやpiCorePlayer)のSettings→Advanced→Networking→Remote Libraries→Add New Library→RoonサーバのIPアドレスを打ち込んで、「Connect to this Library」する。
Windows用ROONの画面左上の三本線アイコン→設定アイコン→オーディオ にて、LMS再生機が見えるので「有効」に設定する。
Windows用ROONの画面右下のスピーカアイコンから、有効にしたLMS再生機を選択して再生すると、聞けた。
WinやMacの場合には、Roon(コントロール)とRoonサーバを一つの筐体でも良い。
WinやMac、Linuxの場合には、サーバとsqueezelite搭載環境を一つの筐体でも良い。
VolumioにSqueezeliteのプラグインを追加もできるので、LMS向けのradiko対応3rd partyプラグインを介して、radiko/らじるらじるなども聞ける。
せめて、Webブラウザひとつから、音楽ファイルもradikoも再生操作できて、Roonの音楽ファイルザッピングや美しいUIでWebブラウザ上で見れて、とかにならんかねー(笑)
Spotify、Amazon Music、YouTube Musicとかは、統合的なUIからは聞けないんでしょうから、そこは達観してますー